2010年11月アーカイブ

時代は変わるの真っ最中

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ツイッターの敷居が低くてブログから遠ざかってしまった。                             そうしたらいつの間にか政治の季節になっている。国内の停滞感、菅政権の失態続き。そこへ尖閣問題。さらに韓国と北朝鮮の軍事衝突。内憂外患である。国民皆評論家状態だ。

米軍基地問題などいつの間にか沖縄に引き続き置くことが既製事実になっている。いろいろな糸がこんがりににこんがらかっている状態だ。

尖閣問題はそんな日本の現状を見透かした中国お得意の揺さぶりだろう。朝鮮半島軍事衝突は北朝鮮軍部の一部の跳ね返りによる暴走と思う。金正日の影響力の低下が軍部の一部の暴走を呼んだ。ただ独裁政権としてはそれを追認しないと権力の弱体化と見られるので追認した形でアナウンスメントせざるを得なかったと読む。

菅政権は雇用の創出を公約に上げていたがそれどころでない状態、機能麻痺している。ぼくは日本人は人的資源として優秀だと思っている。労働者派遣法を撤廃し再構築するのが先決だ。新卒者の採用率の低さばかり問題になるが、ここ数年、卒業したものの不本意な派遣社員に甘んじたり、それでもましで仕事につけない若者、リストラされた中高年層はどうなるのか?

日本の企業が日本人を活かせないでどうする。グローバル化の名に隠れて安い労働力を海外にばかり求めていると絶対に国家は弱体化するというのは自明の理と思うのだが。国際競争力は確かに必要だが祖国で国民が安心して暮らせない国は絶対に弱体化する。

一党独裁はそろそろ日本では馴染まなくなっている。自民党が駄目で民主党も駄目でとなれば不安定でも連立政権を選び、制作毎に協議していく選択肢も必要ではないだろうか。民主主義とは期間限定の独裁政権なのだが、そのことが制度疲弊を起こしているのが現状だ。

こんな状態になればただでさえ外交下手な日本はあらゆる国から揺さぶりをかけられるのは間違いない。国民よ、いまこそ一致団結せよとぼくは言わない。あらゆる意見も中から少しでも良さそうなものを合議で実行していく。その中から朧気ながらも次の時代が見えてくる。そんなスタンスも必要だと考えている。ボブ・ディランの「時代は変わる」、その真っ最中に現在の日本はある。

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