マイ。ツイートより

雀が減っているという。２０年前に比べて半減と言う学者も居た。タナゴも日本ザリガニも殆ど滅びたし、メダカ、蓑虫も少なくなった。朝、皐月の青空、チュンという鳴き声。当たり前の様に心安らげてくれた風景が減っていくのは淋しい。ぼく達は売り上げを上げたり携帯を増やす前にやる事があようだ

年に２００冊位の本を読む。読んでいる間ぼくは時の迷宮に迷い込む。絶対時間が消失し小説の時間を生きている。読み終えると心地よい疲労と現実の時間へ戻るのに酷く苦労する。冷たい緑茶を飲み火照った脳と体を冷やす。少しづつ現実が迷宮を覆い、まだ現世を生きている事と日々の煩悩が心で燃え始める 。

孤独から芸術の多くは生まれた。今の若者は孤独を知らなさ過ぎる。孤独と対峙しその中に自由を見出すのだ。孤独と退屈は違う。孤独は人を成長させるが、退屈はろくなものしか生まない。"長い間、孤独と寝てきた"ジョルジュ・ムスタキの歌の一節。孤独が在るから真の自由が分かる事を忘れてはいけない 。