核は話の核

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米軍基地問題の根幹は戦後処理の拙さに在った。デモクラシーしか拠所の無いアメリカに対し、日本の民意=デモクラシーが基地は要らないと言っていると伝えられなかった。そして沖縄には抑止力としての核が暗黙のうちに存在し、それを利用してきたぼく達も責められるべきだ。ただ基地を無くせ!と叫ぶなら日本も核を持たなければと成ってしまう。それ故に日本は国連重視を国是としてきた。けれど国連は戦勝国の利権争いの場であって、日本が拠出金を幾ら出そうと敗戦国である事から逃れられない。

基地が貴方の町に突然できるとなったらどうしますか?多くの人々は基地は沖縄に在って当然のような観点から消極的な反対を唱えているとしか思えない。あらゆる軍事的観点から基地は無くても大丈夫と国は体制を整えねば成らない。自民党も民主党もその事を言い切れない。それは沖縄に核があり、抑止力になっていると認めていることだからだ。

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このページは、岩田 由記夫が2010年5月29日 16:13に書いたブログ記事です。

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